2015.12 養老渓谷(千葉)へ紅葉散策

養老渓谷(千葉)へ紅葉散策してきました。今回歩いたのは約4㎞の滝めぐりコース。今年は色付きがイマイチということでしたが、渓谷を彩る紅葉は十分綺麗で、粟又の滝(養老の滝)などの見所もあわせ、とても楽しめました。

今回は両親(80)・姉を伴っての散策。混雑を避けて8時頃に到着し、小沢又水月寺近くの有料駐車場を利用。時計まわりに車道沿いを歩き始め、まずは粟又の滝展望台からの眺め。
粟又の滝展望台からの景色~養老渓谷(千葉)
滝見苑前から階段を下りて、粟又の滝(養老の滝)へ。粟又の滝は落差約30m、長さ約100mで、岩盤上を緩やかに流れる落ちるナメ滝。
粟又の滝~養老渓谷(千葉)
滝見台や上流へと延びる遊歩道がありますが、今回はパスしました。
粟又の滝~養老渓谷(千葉)
粟又の滝から下流に向けて、養老川左岸沿いに整備された約2㎞の遊歩道を歩いていきます。雲が多く、陰ってきてしまいましたが、至る所で豊かな色彩に目を奪われました。今年はこれでもイマイチのようですが、当たり年なら凄い光景なんでしょうね。
養老渓谷(千葉)の紅葉
養老渓谷(千葉)の紅葉
養老渓谷(千葉)の紅葉
右岸側は切り立った崖が多く見られ、地層が露わになっていました。 養老渓谷は、約200万年前に海底から隆起した大田代層が流水により浸食され、出来た渓谷なのだそうです。

下流側(市原市)にある「地球磁場逆転地層」も一度訪れたいと思っているんですよね。これは、地球磁場が逆転していた時期(約77万年前)の痕跡で、正磁極期と逆磁極期の地層が確認できるのは、全世界で2箇所(他はイタリア)のみなんだそうです。
養老渓谷(千葉)の紅葉と地層
ようやく日射しが戻り、より一層映える紅葉。
養老渓谷(千葉)の紅葉
養老渓谷(千葉)の紅葉
途中、万代の滝など、小さな滝も見られましたよ。
養老渓谷(千葉)の紅葉
川沿いの遊歩道を離れ、階段を上った先に幻の滝(小沢又の滝:拝観有料)もありましたが、今回は寄らずに駐車場へと戻りました。

今年はいま一つと聞いていたのですが、県内有数の紅葉名所というだけあって、それでも十分に綺麗でした。水が綺麗なら言うことないんですけどね。その他にもこのエリアには紅葉名所が点在しているので、いずれ訪れたいと思っています。

MEMO

  • 撮影:2015.12.06
  • 養老渓谷観光協会(ウェブサイト内にPDFマップ有り)
  • 大多喜町:粟又の滝
  • 紅葉見頃:例年11月下旬~12月上旬
  • 小沢又水月寺(原の台バス停)近くの駐車場利用(その他、周辺駐車場有り:¥200~¥500位)